賃貸ガイド
バンコクでコンドミニアムを借りる:駐在員のためのチェックリスト
現地のルールさえ分かれば、バンコクの賃貸はスムーズです。多くの場合、内見から数日以内に契約が結ばれます。このチェックリストでは、準備しておくこと、賃貸契約書に記載すべき内容、そして初めての方がつまずきやすい2つの入国管理上の手続きをまとめました。
1. 到着前に
- タイ・デジタル到着カード(TDAC)をオンラインで記入する。到着前72時間以内に、入国管理局の公式サイトで無料で登録できます。料金を請求するサイトは利用しないでください。参照番号は、後の90日レポートで必要になるので保管しておきましょう。
- まずエリアを決め、その後に建物を選ぶ。眺望よりも、勤務先やお子さまの学校の場所のほうが重要です。エリアガイドを見る。
- 光熱費を含めて予算を立てる。この価格帯の家賃には通常、建物の管理費が含まれますが、電気、水道、インターネットは借主の負担です。
2. 初期費用
項目一般的な金額支払先
保証金(デポジット)家賃2か月分(返金あり)オーナー
初月の家賃1か月分(前払い)オーナー
仲介手数料借主は不要—
契約書の準備期間中、ユニットを確保するために少額の予約金を求めるオーナーもいます。初回の支払いから差し引かれる旨が記載された領収書を受け取ってください。
3. 賃貸契約書に記載すべき内容
- 契約期間:12か月が標準です。6か月契約もありますが、通常は月額が高くなります。3年を超える契約の場合は登記が必要です。
- ディプロマティック・クローズ:勤務先から転勤を命じられた場合に、予告をもって契約を早期に終了できる条項です(多くは最初の1年経過後、1〜2か月前の予告)。契約後ではなく、契約前に交渉してください。
- 法人契約:勤務先が家賃を負担する場合、会社名義で契約できます。源泉徴収税の手続きが必要なオーナーもいるため、早めにお伝えください。
- 修繕:費用負担の区分。通常、家電や経年劣化はオーナー、借主による損傷や小さな消耗品は借主の負担です。
- 備品リスト:すべての家具と家電を記載し、双方が署名します。
- デポジットの返金:退去後何日以内に返金されるか、何が差し引かれるか。
4. TM30と90日レポート
TM30は外国人の居住地届出です。法的な義務はオーナーにあり、入居から24時間以内、そして同じユニットであっても海外から戻るたびに、入国管理局へ届け出る必要があります。届出がないと、ビザ延長の際に手続きが遅れるのは借主ご本人ですので、受領証のコピーを求めておきましょう。
90日レポートはご自身の義務です。長期滞在ビザで90日を超えて滞在する場合は、90日ごとに、窓口、郵送、またはオンラインで住所を報告します。
5. 入居時
オーナーまたは担当者と一緒にユニットを確認します。各部屋、壁、床、家電、メーターの数値を写真に撮り、すべての傷を備品リストに記録します。エアコン、給湯器、すべての蛇口も試してください。入居日の10分間で、1年後のデポジットをめぐるトラブルのほとんどを防げます。
6. 退去時
契約書に従って退去を通知します(通常30日前)。エアコンのクリーニングと室内清掃を行い、最後の光熱費を精算したうえで、入居時の写真と照らし合わせて立ち会い検査を行います。オーナーは契約書で定めた期間内に、合意した差し引き分を除いてデポジットを返金します。
本記事は一般的な情報であり、法律または入国管理に関する助言ではありません。規則は変更されるため、ご自身の状況については入国管理局または弁護士にご確認ください。